Rakuten Font

Rakuten Font

Unique, yet unified
楽天ブランドの統一性と多様性の双方を表現する、4書体のフォント

楽天はグローバルにおいて、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しており、ユーザーや社会に向けて様々なメッセージを発信し、ブランド価値の向上を図っています。その一環として、チーフクリエイティブディレクターの佐藤 可士和氏監修のもと、楽天デザインラボが中心となり4種類の楽天フォントを開発しました。既存のブランド資産との一貫性を保ちながら、新フォントを用いることで、グループサービスの多様性とそれぞれのユニークさを柔軟に表現します。

楽天デザインラボについて

楽天のロゴを骨格のベースに生み出された、 異なる「ボイス」を醸す書体

基本形となるSans、上品さを表現するSerif、楽しさや可愛らしさを表現するRounded、力強さを表現するCondensed。それぞれ異なる「ボイス」(メッセージ性)を醸す4つの書体。用途に応じて最適なフォントを用いることで、楽天の個性を示す「ブランドボイス」を保ちながらブランド表現の幅を広げ、ユーザーに対して、より伝わりやすい形で、メッセージを訴求します。

文字の判別がしやすく、あらゆる用途において読みやすいフォント

新たなフォントは、高い判別性と可読性を追求してつくられています。
例えば、文字のサイズが小さい時には、小文字の "a" は、"o" と見分けにくくなるといった問題が生じます。 「Rakuten Sans」では、"a"と "g" の書体を2パターン用意し、柔軟に切り替えられるようにすることで、これを解決しています。大文字に対する小文字の高さについても、様々な用途を想定し、細かな検証を重ねており、Webやアプリ、印刷物など、あらゆる場面において最適な表示を可能にしています。

「a」「g」 「a」「g」

Rakuten Sansにおける1階建てと2階建ての "a" と "g"

ロンドンのフォントスタジオ Dalton Maag社を迎えコラボレーション

新フォントの開発は、これまで世界的に有名な多くの企業のフォントを開発してきたロンドンのフォントスタジオ Dalton Maag社とのコラボレーションにより実現しました。楽天のデザイナー・ブランド担当者とのワークショップや議論を通じ、楽天ブランドについての共通認識を深め、ゴールを明確に設定することで、「楽天らしさ」を表現するフォントを完成させました。

プロジェクトを監修したチーフクリエイティブディレクタ―佐藤 可士和氏とDalton Maag社Chairmanの Bruno Maag氏による対談動画をご覧ください。

Kashiwa Sato × Bruno Maag