Takuya

人間工学の研究を活かして、毎日の生活の中で
もっと使ってもらえるサービスを目指す。

Takuya
2011年 中途入社
楽天インサイト
プロダクト開発 アドバンスドテクノロジーグループ
マネージャー

経歴

大学院在学中に起業。その後ネットベンチャー企業での勤務を経て、2011年に楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)へ入社。「楽天写真館」「楽天インサイト」を担当し、スマートフォンアプリやアンケートシステムなどの設計・開発を行う。
2015年にはRIT(楽天技術研究所)パリ支部に出向。帰国後は「楽天インサイト」の研究開発チームの立ち上げに従事、現在は同チームのマネージャー。

Why Rakutenベンチャー経験後、より大きなプロジェクトに携わるため楽天を選択。

大学院在学中に起業したのですが、思ったようにはうまくいかず、卒業のタイミングで知人が立ち上げたネットベンチャー企業に入社しました。そこで新規サービスの立ち上げ等を経験した後に、より規模の大きなプロジェクトに携わりたいと考えていたところ、楽天に出会ったのです。仕事のスピード感に加えて、何事も最後まで「やりきる」という社風に惹かれ、入社を希望しました。

マーケティングリサーチ業界における革新的なサービス・技術を生み出すこと。

帰国後は「楽天インサイト」の研究開発チームでマネージャーを任されています。マーケティングリサーチ業界における革新的なサービス・技術を創り出すことが大きな課題です。具体的にはスマートフォンのアプリ開発の改修業務と、機械学習を用いたアンケート回答の選別をテーマにした、新しい技術の研究を行っています。以前からブレイングマネージャーとして仕事をしたいと希望していて、現在は研究活動を続けながら並行してプロジェクトの管理スキルを習得している段階です。プロジェクト開発にだけ専念するだけではなく、マネージャーとして、さらに一歩踏み込んだ形で、組織やそこで働いている人の視点でサービスを作るための仕組みを学んでいます。

学習環境パリ支社で学んだ、機械学習に関する知識を開発に活かす。

パリ支社では、スマートフォン環境におけるUI(ユーザーインターフェース)研究に従事しました。当時、楽天には「グローバルエクスペリエンスプログラム」という研修制度があり、希望者は海外の支社で勤務することができました。プログラミング自体は中学生の時から独学でやっていて、大学と大学院での専攻が人間工学だったこともあり、グローバルな環境でUIを学びたいと考え、3カ月間出向しました。現在は、年に一度、海外のカンファレンスへ希望者が参加できる制度があり、私の所属部署でも何名かの社員がこの制度を利用して海外で最新の知識を学んでいます。

また、開発の勉強会を頻繁に実施しており、外部の講師を招いたトークセッションを社内で開催することもあります。私たちのチームは機械学習に関する知見があまりなかったため、勉強会に参加することで様々なことを学び、開発に活かす工夫を行いました。

積極的に挑戦して「最後までやりきる」、という楽天の企業文化

楽天の良さは「Get Things Done」という言葉で表現できます。開発については、手を挙げれば工程の上流から下流まで何でも関わることができますし、プログラミング言語もサービス特性によって最適なものを各チームで選択できるので、様々なことに挑戦できます。私の場合はJavaやPHP、Javascript、Objective-C、swift、Flash、Pythonといった多くの言語での開発を経験することができました。新しいことを試すと進捗管理が難しくなりますが、楽天にはどんな状況でも「最後までやりきる」という文化が根づいています。事あるごとに「なんで?」と自問自答を繰り返し、課題が生まれた際には原因を分析するなど、必ず振り返りを行います。

最近は、スマホアプリの大規模改修に携わりました。まったく新しい言語に変えて作り直す作業が必要だったのですが、過去にほとんど触ったことがなかった言語を学び、改修したアプリを公開できた時には達成感を得られました。UIは自らラフスケッチを書いて提案したのですが、そのまま採用されることになり、人間工学を学んできた経験を活かすことができました。

将来の夢仕事と家庭を両立できる働き方から、持続可能な新しいサービスが生まれる。

平日は仕事で忙しいですが、週末はゆっくりと家族で過ごしています。子どもがまだ小さいので、土日は一緒に遊ぶことが多いです。旧社屋から楽天クリムゾンハウスへの移転が決まった段階で、家族のことを考え、会社の近所に引っ越しました。4歳と2歳の子どもがいるのですが、会社の敷地内にある社内託児所「楽天ゴールデンキッズ」に上の娘を預けてから出勤します。先日は託児所のイベントで、保育士のみなさんが子どもたちを社内のカフェテリアに連れてきてくれました。こうしたイベントは仕事をしていく上でとても刺激になりますし、社内施設に娘を預けているという安心感は大きいです。風邪を引いて熱が出た時でも、業務の都合がつけばすぐに迎えにいくことができるので、助かっています。

働き方に関しては、社内のグローバル化が進んだ影響で、勤務時間についてはここ数年間で劇的に変わったと感じています。じっくりやりたい人やオンオフを切り替えて集中したい人など、仕事の仕方も個人の自由度が非常に高くなってきています。

将来の夢は、人間工学的に優れた新しいサービスを立ち上げることです。どんなサービスも、生活の中で使ってもらうことに意味があります。エンジニアとしての視点だけでなく、収益モデルを考え、継続できるサービスをいつか生み出せたらと思います。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます

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