Masashi

データサイエンスを活用して、
楽天の未来を創造する

Masashi
2014年 中途入社
グローバルデータ統括部
データサイエンスコンサルティング部

経歴

2003年、大手情報サービス企業グループ内の制作会社へ新卒入社。制作ディレクターとして広告制作に携わるほか、外部委託先のマネジメントや品質管理、ビジネスプロセスの改善に関わる業務を経験。2014年、楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)に入社。ビヘイビア インサイト ストラテジー室へ配属。データサイエンスに関連したソリューション開発のリーダー、プロジェクトマネージャーを務める。

Why Rakuten新しいサービスを世の中に提供することを目指して

前職は新卒で入社した大手情報サービス企業グループ内の制作会社で、約10年間、広告制作に携わるクリエイティブディレクターや新サービスのプロジェクトマネージャーとして働いていました。学生時代からデータサイエンスに興味があり、前職でもデータを活用して、自分なりに広告効果の研究などをしていたのですが、業務として本格的に携わった経験はありませんでした。

日々、広告制作や新サービスプロジェクトを担当し、顧客とかかわり合う仕事を行う中で、「ユーザー体験の向上を図るには、データサイエンスの視点が欠かせない」と強く感じていました。今まで経験した仕事を通して、広告原稿やサービス画面の実制作などのクリエイティブ業務やマーケティング、プロジェクトマネジメントに関する知識・経験を積み上げてきました。今後は、培ってきた知識・経験とデータサイエンスを融合することで、世の中に新しいサービスを提供できるような職業に就きたい、そう思ったのが転職活動を始めたきっかけでした。

また、私が仕事に取り組む上で、「世の中がもっと便利で良くなるために」という意識をもって仕事をするように心がけています。このような目的意識をデータサイエンスの視点から実現するためには、会員数や流通金額といった「サービス規模の大きさ」と「サービス利用頻度の高さ」の2つの点が最も重要になるだろうと考えていました。これらの要素が大きい(高い)ことが、活用できるデータの多さと、データ活用範囲の広さにつながるからです。

楽天は、約9000万人の会員を抱えており、この会社で働き世の中の役に立つ仕事がしたいという期待から入社を決めました。

担当業務についてデータサイエンスを活用した「楽天市場」のサービスの向上と新サービス開発開発

現在担当している仕事の8割は「楽天市場」に関わるものです。具体的にはデータサイエンスを活用した2つのタイプのサービスの向上と開発に携わっています。

一つはユーザーが求める商品をより見つけやすくするためのUIやUXの改善、もう一つは「楽天市場」に出店している店舗向けのマーティングツールおよびサービスの開発です。

後者の一例を挙げると、昨年、出店者向けに「楽天ページ診断サービス」という新サービスを開始しました。これは、ユーザーが店舗の商品ページを画面上でどう見ているのか、また滞在時間や離脱率を把握するとともに、ユーザー体験の改善パターンを提供して、転換率(訪問ユーザーのうち成果・購買に結びついた割合)の向上を目指した分析ツールです。

私はプロジェクトマネージャーとして、「楽天市場」の企画担当、ユーザーの購買傾向を分析する内部のデータサイエンティスト、開発エンジニア、デザイナーとともに、店舗にとってより使いやすいサービスをつくり上げ、さらにサービス開始後のセールスプランまで提案して営業部門の人たちに拡販してもらう......といった一連のプロジェクトを推進しています。

多様な個性を持つメンバーが一つになり、楽天の未来を創造していく

私が所属するデータインテリジェンス統括部は、データサイエンスの視点から、楽天における膨大な「データ」というツールを最大限に活用し、様々な方法でより良いサービスを実現するためのソリューションを提供する部署です。

現在の部署で、私と同じプロジェクトマネージャーの仕事に就いているのは8名。彼らの前職は「楽天市場」の出店店舗をサポートするECC(Eコマースコンサルタント)、ゲーム会社のプロデューサー、アドテクノロジー企業の営業、広告代理店のディレクター、マーケティングツール会社のプロジェクトマネージャーなど様々です。部署全体でいうと、約40名の人たちと一緒に仕事をしています。メンバー全員が、データ活用のノウハウを熟知した“データ活用のプロフェッショナル”を目指しています。私たちは、ユーザーにはより使いやすいUIやUXを、店舗には売上増につながる有意義なソリューション・サービスの提供など、楽天の未来を創造していくために欠かせない業務を担当しています。それぞれのメンバーは、経歴や仕事のスタイルが多少違っていても、目指している方向は同じです。プロジェクトマネージャーという仕事は、こうした多様なスキル、経歴、国籍を持つ個性豊かなメンバーをまとめ上げる、いわば“編集者”のような存在であり、マネジメント力が求められます。

中には研究者気質のデータサイエンティストがいれば、職人気質のソフトウェアエンジニアもいます。強い個性を持った人たちも多いのですが、彼らの“角”を丸めて取ってしまうのではなく、逆に“角”を立たせてまとめ上げるといったマネジメントを意識しています。また、我々の部署では、そういう個人の能力を活かすマネジメントに長けた人材が求められています。

世の中への貢献を強く実感できる仕事

ビジネス規模や社会的影響力の大きい楽天のさまざまなサービスを展開するプラットフォームに関われることは、自分の仕事を世の中の役に立てたいと考えている人たちにとって、非常に魅力的な環境だと思います。さらに、その中で自分の能力を発揮し、スキルアップしていく上で、楽天は豊富なチャンスに恵まれています。楽天は日本最大のECプラットフォームであるとともに、日本の中小企業で働く人たちにとっても欠かせないものであり、消費者の毎日の生活に深く関わるサービスと言えます。ビジネスだけでなく社会貢献といった面でも、「世の中に大きく貢献している」という実感を持って仕事をすることができます。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます

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