Ei

エンジニアから「楽天ブックス」事業開発へ
キャリアチェンジ!
もっと上流からかかわることで、
納得できるサービスをつくりたい

Ei
2009年 中途入社
ブックス事業部
ビジネスディベロップメントグループ マネージャー

経歴

2001年、ソフトウェア会社に就職。未経験からシステムエンジニアとしてのキャリアをスタート。特許系や医療系などのシステム開発・運用・保守のプロジェクトを手掛けた後、5年目に業務委託で「楽天オークション」を立ち上げるプロジェクトにアサインされる。約3年、楽天の社内にて開発業務を手掛けた後、2009年、楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)に入社。その後エンジニアから新サービス開発室と兼務となり、ブックス事業部に異動、「楽天ブックス」の事業開発を手掛ける。

Why Rakuten業務委託のエンジニアから自社サービス開発のインハウスエンジニアへ

楽天では当初、「楽天オークション」の業務委託エンジニアとしてキャリアをスタートしました。その後楽天の社員となる道を選んだのですが、その大きな理由は受託開発と自社サービス開発の違いにあります。他人のためにシステムをつくるのか、自分のためにつくるのか、取り組む気持ちには大きな違いがあります。自社のサービスであるからこそ、システム開発時から「運用時に困らないように、柔軟に設定を変更できるように実装しよう」という発想が自然と生まれます。業務委託として楽天に参画した当初は、運用を手掛けない立場でシステムを開発することの難しさを感じていました。そこで、インハウスのエンジニアとなって自社のためのシステム運用、開発全般に深くかかわってみようと思ったのです。

当初はフロントエンド系のエンジニアリーダーとして、要件定義から運用までを手掛けていましたが、徐々にプロジェクトを管理するプロデューサーにシフトしていきました。そして、2013年10月に開発側からオークション事業部に異動。事業部のメンバーに欠員が出たことが契機となりましたが、同時に事業部から「来てほしい」とスカウトを受けていたのが決断の大きな理由です。開発担当としてよくオークション事業部と接していたので違和感もなく、むしろ「もっと上流工程で仕事をしたい」との強い思いもありました。

1年後に新サービス開発室と兼務となり、「ラクマ」の立ち上げをサポートし、ビジネスプランとともに決済やバックオフィス系の設計を担当しました。 そして2017年1月には現在のブックス事業部に異動となり、「楽天ブックス」の事業開発を手掛けることになりました。

私は、エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は事業開発にキャリアチェンジをしています。エンジニア時代に開発意図がよくわからない案件が下りてきた時、強い疑問と不満を感じ、「もっと上流からかかわり、納得できるサービスをつくりたい」という気持ちを持っていました。エンジニア時代の上司に「どうつくるかではなく、なぜつくるのかをひたすら突き詰めろ」と言われたことが今も強く心に残っています。

担当業務について成熟化した業態で収益を上げる、新しいビジネスモデルを開発

「楽天ブックス」は「楽天市場」における最大級の店舗ですが、自社で在庫を持って小売業を営むという旧来型の事業を行っています。このような成熟化した業態において、新たなビジネスモデルを開発し、いかに収益を上げるかを自らのミッションとして取り組んでいます。そのために、法人向けの新たなビジネスの開発やシステムをパッケージ化してOEMで提供できるパートナーの開拓、海外の販路を探すといった新しい事業開発を検討しています。

強みとなるのは、やはり累計で約9,000万人もいる楽天の会員数のアドバンテージを生かし、年々拡大する“楽天経済圏”のパワーを活用することです。また、出版社と協力して業界を活性化していこうという流れがあるので、共同でオリジナルの特典をつけるといった施策も実施できます。

様々な市場潮流の中で壮大なゲームのように利益を追求できるおもしろさ

「楽天ブックス」がユニークなところは、出版、音楽、映像、ゲームと様々な業界から商材を調達し、ひとつの店で販売しているところです。出版はなかなか爆発的な売れ方をすることはありませんが、映像では人気アイドルのタイトルが出ると一気に月間目標の達成が見込めてしまうことも起こります。このようにそれぞれの商材の売り方や商慣習が大きく異なるので、複数のP/L(損益計算書)を立てて利益を追求していくおもしろさがありますし、壮大なゲームのプレーヤーになっているという感覚があります。

楽天の強みは、いいアイデアがあれば、“楽天経済圏”という市場に乗せてすぐに事業化し、一定の水準にまで成長させていくことができるところです。取引先との交渉も、楽天の市場規模を背景として有利に進めることができます。やりたいことを形にする道がひらかれていますので、ぜひ楽天に入社して事業プランをつくり、自ら「やりたい」と声を上げてください!

倒れる時は必ず何かを得る!!

何か新しい取り組みに着手してうまくいかない場合、一度やめてみる、という判断をすることもあります。そんな場合でも、「どうせ倒れるのなら、必ず何かひとつでも新しいことをつかんで失敗しよう」と考えるようにしています。いわば「転んでもタダでは起きない」ということです。

例えば、ABテストをやってもなかなか競争相手に勝てない場合、「それならば元のUIに戻すか」と安易に諦めてしまうのではなく、ABテストの結果から何かの気づきを探し、将来に役立てていこうという姿勢です。このように考えていると、メンタル面も強化されていく実感があります。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます

モットー

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