【Employee Voice : Hikaru】 楽天経済圏で得られるビッグデータの有効活用に向け、社内のデータ人材育成に寄与する

Hikaru
データプラットフォーム部
データコンサルタント

現在の仕事内容

データコンサルタントとして、テックサイドで提供するサービスや楽天経済圏で得られるビッグデータを、楽天ECコンサルタント(ECC)などビジネス側のメンバーが有効活用できるよう、橋渡しをする仕事をしています。例えば、楽天市場における顧客インサイトを可視化するなど、店舗様にとって利用価値の高いデータを整理、分析し、約500名のECCとその先の55,000店舗に提供します。

社内では、データ分析にBIツールを使っており、BIを学ぶ教育 プログラムのサポート業務も兼務しています。2022年6月からは、社内にデータ人材を育成する仕組みを構築する、「Data Education」プロジェクトの主担当となりました。


環境について

社内では、BIツールを実践的に身に付けるための3カ月集中講座を実施しており、現在第5期が開催されています。当初、トレーニングをより実りあるものにしようと、先輩方が徒弟制度のような仕組みを自主的に運営していました。トレーナーは師匠、トレーニーは弟子で、弟子はやがて師匠となり、新たな弟子にスキルを伝授する仕組みです。

この徒弟制度をサステナブルな教育システム として構築したいと提案し、実現したのが「Data Education」プロジェクトです。講座とは別にトレーナーが集まる「師匠会」には、事業横断で立場が異なるメンバーが参加し、ハイレベルな情報や知見が交換されます。刺激的で学びが多く、私のモチベーションの源泉になっています。

スキルアップについて

エンジニアだった私が、テックサイドとビジネスサイドの通訳的な役割を担うことになりました。共通言語となるBIを身に付け、店舗の売り上げ拡大に貢献できるような分析データをECCに提供するようになりました。そして、教育プログラムのオーガナイザーを務めるなど、新たな領域の仕事にも挑戦しました。こうした成長のベースには、毎週行われる上司との1on1ミーティングの積み重ねがあります。「Data Education」プロジェクトの発足も、上司への相談がきっかけです。 また、慣れない頃は異なる意見や考え方にぶつかりストレスを感じることもありましたが、多様性を受け入れることで得られる豊かさに気付けるようになりました。

楽天で働く魅力や醍醐味

楽天は、グローバルで大きな基盤と挑戦できるフィールドがあり、大企業でありながらスタートアップの熱量があることが、大きな魅力です。会社にとって大切なことならば、世界中から賛同者が集まり支持してくれます。 「Data Education」プログラムを全社的にリリースしたところ、海外からも多くの応募がありました。現在展開中のプログラムでは、国や言語を超え7か国、230名超のメンバーが「Data Education」に参加しています。日/英クラスを用意していますが、外国籍の受講者は約100名います。シンガポールオフィスの卒業生も誕生しました。多様性ある楽天ならではの相乗効果を発揮し、今後どのような化学反応が起きるかが楽しみです。

–楽天で面白いと思う瞬間は?

役員の方との距離が近いことです。立場や経験に関係なく、社員番号2桁の方とも同じフィールドで一緒に挑戦できるフラットさは、楽天ならではです。

–今後、目標としていることは?

チームビルディング能力を身に付けること、それを「Data Education」のトレーニングや組織作りの場に活かすことです。今ある環境を最大限に活かしつつ、従業員がWell-beingに過ごせるための環境について考えを深めていきたいと思います。

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