新規のクライアント様を開拓するため、まずは電話またはメールでアポイントを取ることからスタート。相手の顔が見えない分、高いコミュニケーション能力が求められます。やみくもに訪問するのではなく、クライアントが置かれている市場環境や商品の特性などを事前にしっかり理解し、楽天の持つサービスの中で、最適な媒体やストーリーを立てて訪問することが大切です。アクセス数を増やしたい、売上を上げたいといった課題に対し、出稿タイミングやプロモーションプランなどを提案していきますが、どの方策を取ればベストなのか。セオリーがないので難しいところです。
入社3か月目に訪問した企業様は、20代の女性を対象としたファッションサイトを運営している企業。広告にかける費用を抑えながらも新規の購入者を増やしたいというニーズに対し、ディスプレイ広告で会社のブランドをよりアピールしていく提案を行いました。
これまで何社も使って広告出稿されていた企業様でしたが、楽天が所有するマーケティングデータや、最先端のWeb広告を使えるアドバンテージは何よりも大きく、約3か月後に受注することができました。インターネットサービスのトレンドに常に目を配り、 新しい媒体、新しいプロモーションの仕掛けを考えるのが、この仕事の面白さ。クライアントのビジネスの成功を支援していくやりがいを実感した瞬間でした。
私達のサービスは形のないもの。目に見えない分、その商品やサービスの良さを自分の頭で考えて・伝えて・信じてもらう必要があります。そうやって信頼関係を築いて、長くお付き合いができる営業は、まさしく私がやりたかった仕事でした。
楽天は、次から次へと新たなサービスが登場します。つい最近も3つのサービスがリリースされましたし、既存サービスも、できることやアクションがどんどん変わっていきます。日々、キャッチアップして覚えていかなくてはならない環境ですが、好奇心旺盛で、同じ毎日はつまらないと思う私には、この変化の激しい環境にわくわくしています。これから、こういうサービスを創ろうとしているという過程を見ることができるのも、自社でサービスを持つ楽天ならではの楽しみです。
今後の目標は、いつかアメリカにある支社で、本場の広告手法や海外の広告に対する価値観を学ぶこと。自分のキャリアや未来を貪欲に描くようになっています。