楽天で掴むグローバルへの挑戦権。Global Experience Programとは?

「Global Experience Program(通称GEP)」は、開発部門における海外研修プログラムの一つ。世界中に展開している楽天グループの仲間たちと一緒に仕事をすることを通じて、グローバルマインドと開発スキルを養うことが目的。楽天の開発部門では、全社に先駆け、サンフランシスコ Agile Development Center(以下SFADC)で、2011年9月から12月の2ヶ月半の期間で第1回目が実施され、6名のエンジニアが参加した。また、海外カンファレンスへもエンジニアを積極的に送り出しており、海外の最新技術動向を吸収し、自らのスキル向上に役立てることも可能となっている。

楽天グループ内の人材交流と技術交流、その両面をスピーディーに推進

これまでのところ、開発部門のGEPで日本から海外への研修生は、SFADCへ12名、Buy.comへ4名にのぼります。また、今後は、SFADCへ6名、Buy.comへ4名、そして新たにTARAD(タイ最大のECサイトを運営する楽天のグループ会社)へ2名、楽天技術研究所NY拠点へ1名が行く予定です。

研修生は、基本的に研修期間中は、受け入れ先のメンバーとチームを組み、サービスの開発を行います。エンジニアはプログラム言語という共通言語があるので、本来、開発スキルとマインドがあれば国境なく仕事ができるはず。各国のマーケット状況や文化を理解し、言葉の壁を越えて開発を一緒に行うことで、技術力だけでなく、グローバルマインドを養うことが可能となります。

また、このGEPによる人材交流を通じて、楽天グループ内の技術面のナレッジシェアも活発化してきています。GEPで研修生を送る側、受け入れる側、双方ともに、各国の開発手法、プロジェクトの進め方をシェアし合うことで、互いの認識を深められるからです。

現在、研修生を受け入れる側でも、研修メンバーとともに新しい技術や手法にチャレンジをしてサービスの開発をしたり、日本の楽天の開発メソッドを吸収するように努めるなど、受け入れメリットを享受できる工夫をしています。日本からの一方的な研修派遣で相手国側にメリットがないのでは、この研修制度は継続していかないからです。近い将来には、日本から海外のグループ会社に研修生を送り出すだけでなく、TARADからPlay.com、PriceMinisterからRakuten Deutschlandというように、各グループ会社間でGEPが展開され、複数のグループ会社間の人材交流や技術交流がより活発に行われることを目指しています。

どんな環境でもやっていけるタフさを身につけ、エンジニアとして成長のきっかけを掴む

この研修では、海外のメンバーと一緒に仕事をする経験はもちろん、生活面でも、現地で情報収集や現地の会社外の方々とのコミュニケーションが必要となる状況をつくっています。まず、宿泊先はホテルではなく現地の「家」に住みます。例えばBuy.comの研修メンバーは、現地の方とルームシェアをしています。そのほか、スーパーに行って日用品の買い物をしたり、風邪を引いたら自分で病院を探したり、そして、わからないことは現地の方々に相談をして解決をする必要があります。

どんな環境においてもやっていけるタフさを身につけるためには、ローカルルールや文化を知り、現地に根づいた生活体験を通じてしか得られないことも多いのです。そのため、研修期間は、その国で生活をするために必要な最低期間2ヶ月半~3ヶ月を目安にプログラムが設計されています。

当たり前に世界で勝負するエンジニアへ。海外カンファレンスにも積極参加

インターネットの領域では世界各地で新しい技術が、今この瞬間にも生まれています。世界的に見ても大規模なトラフィックを抱える楽天のサービスですから、常にそういった最新の先端技術を吟味し、吸収し、楽天のサービスに取り入れていくことが求められます。ユーザーにもっと喜んでもらえるサービスの開発につなげていく。そして、自分自身のスキル向上にもつなげていく。そんな姿勢が大切になってくるのです。楽天では、当たり前に世界で勝負できるエンジニアになるために、海外カンファレンスにも積極的にエンジニアを送り出しています。そこで、先端技術への知見を深め、海外エンジニアとの人脈形成をすることで、楽天の技術的な存在感をグローバルな舞台で高めることが可能となり、エンジニア自身の視野を高めることにもつながるのです。これまでに350人ほどが既に参加、または参加予定となっており、世界各国で開催されている70以上の大小様々なカンファレンスに参加しています。

SFADCでの研修の様子

現地スタッフと一緒に、ミッションに取り組む

現地で生活してみると、想像していなかった発見や驚きがたくさんあります。

Buy.comでの研修の様子

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